レアなお正月

小山田咲子さんの詩集を彼女が3年生の日記をつけた日と近い日、もしくは同じ日に読み返す。彼女自身とてもこまめに書いていたわけではないので、ゆっくりと読み返す。音読して母に聞かせることもある。

そう、喧嘩していた母と仲直りした。最近なんかけんかしてしまう。けっこう泣いていたらしいびっくり。仲直りすると、今まで話せなかった分を取り戻すように私はめちゃめちゃ電話をかけてしまう。(笑)まあ、こんなお正月もあるよね。。

てなわけで、1月1日から3日はEの家に泊まらせてもらった。金沢は雪国って感じで、歩くのしんどかったな、でもさむーい中笑いながらよたよた歩いたことは私の大事な思い出。印象的だったのは、ビートルズのBecauseを流しながら寮に向かう雪山をを歩いていた時にEが言った「この曲聞いてここ歩いてると今から自殺しにいくみたいだよね」っていう言葉。ぞっとした。ほんとにそんな感じだったから。心中っぽかったのほんとに。(笑)

吉本ばななさんの本ばっかり読んでる。癒されるし、あの安らぎを味わってしまうと他のスピード感のあるやつに怖くて手を出せなくなる。吉本ばななさんの書く文章を読むと生活を丁寧に送れるような気がする。花を飾ってみたり、ごはんつくってみたり、ゆっくりだらだら過ごしてみたり。急がなくても焦らなくてもいいんだなって思う、マイペースな年明けでした。

 

箱根駅伝、素敵でした。来年姿を見られなくなるのはなんだか切ないけど、いつか生で見に行けますように。